【札幌市 ホームページ制作会社】費用の見積り前にしておきたいことは？

ホームページ制作の見積り前に確認しておきたいこと

ホームページ制作の見積りを依頼する前に確認しておきたいことは、以下のとおりです。

・目的の設定

ホームページ制作を依頼する前に、まず目的とターゲットを設定することが大切です。例えば、これまで自社ユーザーではない潜在層に訴求したいのか、今のユーザーにより深く知ってもらいたいのかなど、目的の詳細を決めてください。
また、設定するターゲットにどの部分を通じてどのような行動をとってもらいたいのか明確に決めることも大切です。

ホームページには、企業の公式サイト（コーポレートサイト）や商品・サービスを紹介するサービスサイトなどがあります。目的とターゲットを明確にしておくことで、それに合わせて制作するべきホームページの種類を決定できます。

・予算の設定

ホームページ制作を委託する際には、予算を決めておくことも大切です。「なるべく安くホームページを作りたい」など漠然とした依頼内容では、発注された側もどのような提案をすべきか迷ってしまいます。予算が明確である場合、制作会社側は予算に合わせたホームページ制作のプランニングがしやすくなります。

・納期の設定

納期の設定も大切なポイントとなります。目安として、10ページ前後の一般的なコーポレートサイトの制作に必要な期間は、約2～3ヶ月を想定してください。

制作会社は、複数の案件を同時に進行していることが多く、リソースを確保しながら進めています。そのため、納期についても明確に決めておくことが大切です。

ただし、納期が短すぎると、コストが余計にかかったり、ホームページの質が下がったりする可能性があります。業者に委託する際には余裕を持った納期を設定することを心がけてください。

見積書の項目

次に、ホームページ制作における見積書の項目について簡単に解説していきます。

• 進行管理費：ホームページ制作の進行を管理するための費用
• 企画費：ホームページのKPI（目標値）を決定するための費用
• デザイン費：ホームページのデザインに関する費用で、ページ単位もしくは工数で算出される
• 環境構築費：コーディング以外の開発作業にかかる費用
• コーディング費：HTML、CSS、JavaScriptなどの言語でコードを記述するための費用で、ページ単位もしくは工数で算出される
• テスト費：ホームページが正しく機能しているかを確認するときに必要な費用
• 保守運用費：完成したホームページを維持するために月単位で継続的に支払う費用

同じ作業でも制作会社によって項目名が異なる場合がありますので、不明点があればその都度確認してください。

見積書を取るときの注意点

最後に、見積書を取るときの注意点について見ていきましょう。

まず、単語や見積書の項目の意味がわからない場合には必ず質問しましょう。「ホームページに必要な機能だから入れているのだろう」と思い黙認していたところ、後ほど全く必要がない機能だとわかったというケースがあります。優良な制作会社であれば丁寧に説明をしますので、気になる箇所はとにかく聞くことが鉄則です。

また、見積書とともに提案書の提出も依頼しておくことをおすすめします。提案書とは見積書の項目を補う資料のことです。提案書には、ホームページ制作の目的をはじめ、ターゲット層や課題、コンセプト、施策など制作における方向性の詳細が記載されます。